「寝かしつけ0秒、夜泣きもなくなる赤ちゃんとママの熟睡スイッチ」を妊娠中に読んだ感想

寝かしつけ0秒、夜泣きもなくなる赤ちゃんとママの熟睡スイッチ 本・CD

私は里帰り出産の予定も産後に親が手伝いに来る予定もなく、初めての出産と育児を旦那と2人でやって行くつもりです。

妊娠中に産後の予習をしておきたくて育児に関する本を探しに行ったら、”眠りとお風呂の専門家”小林 麻利子さんの「寝かしつけ0秒、夜泣きもなくなる赤ちゃんとママの熟睡スイッチ」という本が気になったので読んでみました。

この本に興味を持った理由

一般的に当然だと思われている「寝かしつけ」の方法自体が赤ちゃんの睡眠にとっては逆効果だということが説明されている本だったので、面白そうだなと手に取りました。

私は出産も育児も未経験なので、こんなことを言うと世のお母さん方に怒られてしまうかもしれませんが…街中で子供に「わがまま言わないで!」と言ってるお母さんを見ると、果たしてそれは子供のわがままなのか、親のわがままなのか…と思ってしまうことがあります。

もちろん、自分が親になった時同じことを子供に言ってる可能性は大いにありますが、親にも都合があるように、子供にも都合があるんじゃないかなと感じます。

寝かしつけ0秒、夜泣きもなくなる赤ちゃんとママの熟睡スイッチ・裏表紙

眠い時に寝て、起きたい時に起きる

決まった時間に寝かせるとか、決まった時間に起こすとか、赤ちゃんの生活リズムを整えるためには当然のことなんだと思ってました。でもこの本を読んで、そんな無理に生活リズムを整えようとしなくていいんだなって思ったら妙に納得しました。だって私なら決まった時間に必ず眠くなるとは限らないし、まだ寝ていたいのに起こされたりするとイライラするし、その後しばらく気分良くないです。逆にお休みの日とか自然に目がさめるまで寝られたら気分は最高です。きっとそれと一緒なんだなって思いました。

無理にコントロールしようとするから、赤ちゃんが何かを訴えようとして大泣きするんだと思うと腑に落ちます。赤ちゃんには「泣く」以外の伝える手段が何もないですもんね。赤ちゃんからしたらなかなか過酷な状況ですよ。言葉が通じない世界に1人で放り込まれたような感覚ですかね?言葉が分かるようになるまで、大人が寄り添ってあげなきゃいけないよなって思いました。

赤ちゃんは眠り方を知らないだけ

赤ちゃんは眠い時にどうやって眠ればいいのか分からずに泣く…って、初めて知りました!本を読むと色んな発見があって面白いですね。「眠いなら寝ればいいのに」って思ってしまいますが「眠り方が分からなかった」なんて…この赤ちゃんの気持ちを知っているのと知らないのとでは、赤ちゃんとの接し方がきっと変わるだろうなと思いました。

勝手なイメージですが、赤ちゃんを寝かせるためには必ず抱き上げてユラユラしないといけないんだって思ってたんです。でも、ベッドに寝かせたままトントンするだけでも大丈夫と書いてあって驚きました。確かにベッドの上でそのまま寝てくれれば、よく耳にする”背中スイッチ”の心配もないですよね…。まぁ、これがうまくいくかどうかは赤ちゃんによるんだろうとは思うんですが、早いうちから試してみる価値はありそう!と思ったので、私は極力抱き上げずにベッドでトントンで寝かせる努力をしてみようと思いました!

寝言で泣くことがある

夜泣きが始まったと思ってすぐに抱きかかえてあやそうとしたらダメなんだそうです。寝言で泣いてる可能性があるので、寝言だった場合は抱きかかえた時に起こしてしまって更に泣くんだとか。驚きでした。これ知らなかったら、絶対慌てて抱きかかえてました。そしたらせっかく気持ちよく寝てた赤ちゃんが起こされてしまって余計に大泣きして負のループ…ってのが簡単に想像できます…。

まずはしばらく様子を見て寝言なのか、起きてしまったのか様子を見てから対処するのが良いそうです。旦那にも教えておこうって思いました。

室内を外と同じ明るさにする

体内時計を整えるためには、やっぱり朝は明るく、夜は暗くするのが一番良いみたいですね。うちはもともと、旦那が間接照明が好きなので日中はカーテン全開で夕方以降はオレンジの暗めの電気と間接照明をつけて過ごしています。なので、これに関しては抵抗なく実践できそう!

ただ、うちは狭い1DKのマンションで、ベビーベッドは寝室とリビングの間に置く予定なので、赤ちゃんが眠る19時ごろに真っ暗にするってのはかなり難しい…。でも、眠い時って本当に小さい光でも眩しく感じますよね。それでなかなか寝付けないこと、私にもあります…。なので、赤ちゃんのためにも19時には暗い空間を用意してあげたいなと思って遮光の軽めの布を一枚用意しました。ベビーベッドのキャノピーにかけて寝かせてみようと思っています。が、うまく行くでしょうか?こればっかりは生まれてからのお楽しみですね。

お風呂と脱衣所は暗くして、体が冷めないうちに寝かせる

自分があまりお風呂を暗くする習慣がなかったので、お風呂と脱衣所を暗くすると言う対策は自分じゃ気付けなかったと思います。教えてもらえて良かったです。お風呂上がりはやっぱり眠くなるし、そのまま眠りにつけたら最高ですよね。その最高の感覚を赤ちゃんにも味わってもらうために、お風呂はとびっきりのリラックスタイムを演出して体がポカポカしているうちにベッドに寝かせてあげなきゃいけないなと思いました。

よく「今日は早めにお風呂に入れておこう」とか「旦那が帰ってきてから入れてもらおう」とか聞くことが多かったので、赤ちゃんのお風呂と睡眠をセットで考えることができていませんでした。でも考えてみたら自分の生活はお風呂と睡眠は見事にセットになってます…!やっぱり、大人も赤ちゃんも一緒なんだって考えるのが一番の近道なのかも?と思いました。

産後の生活は赤ちゃん中心にする覚悟を

もともと私はあまり趣味がありません。友達もほとんどいません。更には家事も苦手で、料理以外の掃除や洗濯、洗い物なんかは全て旦那任せです。なので、唯一私がやってる「料理」の部分を産後は完全にやらずに済むように、宅配でお惣菜が届くサービスや、冷凍弁当が届くサービスを活用して赤ちゃん中心の生活をすることを覚悟しました。

最初からそのつもりでいれば「自分の時間がない」「赤ちゃんに振り回されてる」なんて思うこともないのかな?と言う考えなんですが…まぁこれも、生んでみないと分からないことですね。

まとめ

とにかく、健康で元気に生きるためには睡眠はとっても大事なことだと思います。赤ちゃんも自分も睡眠が取れなかったら負のループに陥るのは目に見えてます。それなら最初から「寝る」ための対策が必要だよなと思います。

生まれてすぐはそんなこと言ってられず、数時間おきに授乳する生活が続くんだろうと思いますが、生後2ヶ月とか3ヶ月とか経って色々と落ち着いてきたら、この本の内容を改めて思い出して実践していこうと思っています。

産後はこんな活字の本をゆっくり読む余裕なんて絶対にないだろうと思ったので、妊娠中にゆっくり読むことができて良かったです。事前に知識があるのとないのとでは大違いだろうと思うので、みなさんも良かったら読んでみてください。

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